「あ、そういえばあのお菓子
やっぱりpick upだったよ」
あのあと、家に帰って調べたら
まさにpick upだった。
「だろ!」
pick upでここまで
盛り上がれる人たちは
いないと思う。
私にとってpick upは
最高の言葉。
理由は言わなくても
わかるよね。
「赤ペン貸せ」
市瀬が私に言った。
私は市瀬に赤ペンを渡した。
使い終わった市瀬が
私に無言で机においた。
あれ?お礼は?
「借りたらなんて言うの」
市瀬に言った。
「しね」
…"しね"ですか。
「へー、お礼の言い方も
わかんないの?」
「しね」
市瀬は笑っている。
どこまででもうざいやつだなぁ。
やっぱりpick upだったよ」
あのあと、家に帰って調べたら
まさにpick upだった。
「だろ!」
pick upでここまで
盛り上がれる人たちは
いないと思う。
私にとってpick upは
最高の言葉。
理由は言わなくても
わかるよね。
「赤ペン貸せ」
市瀬が私に言った。
私は市瀬に赤ペンを渡した。
使い終わった市瀬が
私に無言で机においた。
あれ?お礼は?
「借りたらなんて言うの」
市瀬に言った。
「しね」
…"しね"ですか。
「へー、お礼の言い方も
わかんないの?」
「しね」
市瀬は笑っている。
どこまででもうざいやつだなぁ。