「前、家に行った時、親いなくなかった?」



少し聞きにくそうに尋ねて来た、麻美。



「今は2人共、海外で仕事してるの。」




「寂しくない?いつ帰って来るの?」




驚きながらも、心配そうな顔をして麻美が聞いて来た。



「寂しいけど翔とかいるから大丈夫!それに誕生日とか特別な日とか仕事が休みの日は、なるべく帰って来てくれるんだ!」



「そっか、なら良いね!」



麻美はニコッと笑い次はニヤリと笑って問いかけて来た。



「それと・・・中村君とは進展したの?」