な、なにこの威圧感



隣からの変なオーラで
授業なにも耳に入ってこなかった



「繭、お昼たべよ!」

「ごめん、瀬菜保健室行ってくる」



…とかいいつつ
来たのは屋上



「ここが落ち着く」

「…ここが繭のお気に入りの場所?」


へ?


……だれ?



「あ!」


後ろを振り返ると
寝そべってる長岡彰太


「………」


なんでいるの…


「ねえ繭、まだ思い出してくれない?」


「………」


ナガオカ ショウタ


確かに聞いたことある名前…