―――……日曜日。 「うぅ…気持ち悪い……」 今日、あたしは一日中ベッドの中だ。 「大丈夫か?ほのか」 太一はあたしの看病をしてくれている。 「ごめんね…、せっかくの休みなのに…」 「んなの気にすんな」 そう言って、あたしの頭を撫でた。 「あり…がと…」 最近、ご飯の匂いをかぐと吐き気に襲われる。 「辛さ続きそうなら、明日ちゃんと病院行けよ?」 「うん…。そうする」 あたしは次の日、病院へ向かった。