君の視線の先に課長。


君よりも背の高い課長を見上げながら、時折クシャッと崩した笑顔で資料の説明をしてる君。



そんな笑顔を、あたしは知ってる。


君の笑顔を見るたびに、胸がキュンって鳴る。



こんな気持ちは、何年ぶりだろ…。





ふと、君が真剣な顔になったとき。


その瞬間、目があったような…気がした。


いや、ほんの一瞬だけど確かにあたしを見た。



や、ヤバい!完璧にバレた。