愛「雪、春!!しっかり!!!」




アタシは誰よりもまだ大丈夫だった。




雪「愛羅…ゴメン。大丈夫だった?…って大丈夫そうだね。」



春「ゴメン…守るとか言ってたのに…2人してこれだ…(苦笑)」




愛「アタシは下っ端とだったからたいしたことないだけ。気持ちだけで嬉しいよ。」





アタシが笑って見せると2人も笑顔になった。









こんなにみんながボロボロになるほどの相手か…。










拓「…あとは恋弥と李玖に任せるしかない……。」







津「ぁあ。李玖珍しく苦戦してるな…。」





柴「俺らでさえこんなんなんだから仕方ないだろ…」




圭「確かに…。」









アタシはみんなより少し近くで見ていた。








雪沙と春梓が動けないからアタシも動かなかった。










『クソが!!!!』






李玖が上手く交わしていくのにイラ立ったのかナイフを出した…。







アタシはとっさに動いてしまった………









が…少し遅かった。






愛「李玖ーーーー!!!!!(涙)」






李玖は避けきれず横腹を切られた……






そして殴られ吹っ飛ばされた。









アタシは李玖の元に走った。