月日は流れ、世間はクリスマスムード一色のときでした。



コンビニで会った彼女の事など忘れるぐらい、
普通の穏やかな日々が続いていました。


そんなある日


学校も残すところあと3日というとき。


下校するのに、裏門へと1人歩いていました。
裏門と言っても立派な門ではなく、


抜け道みたいものです。


その裏門に近づいていると、遠くに金色が見えました。


なんだろう?と思った私は、近づきました。

近づいた・・・・と言うよりは、そこを通って帰るので必然的に近づかなければなりません。



裏門に近づくにつれ、それは金髪だと分かりました。


なんで、ここに金髪?


その人は後ろ姿で、しゃがみ顔が見えません。


私は、その人の横を通るとき顔を見ました。