学校からしばらく歩きました。
向っているのは恐らくやまの家。うる覚えだけど、なんとなく道が同じ気がする。
案の定しばらく歩くと、少し外れた所にあるボロイ家
・・・・やまの家に着きました。
見るのは2回目だけど、やっぱろ外見は人が住んでいるようには見えません。
すたすたと中に入っていくユリナを仕方なく追いかけるように私も中に入ります。ガヤガヤと、音がします。
また、人がいるんでしょうか?
ガチャーーーーー
扉を、開けるとそこには人がいます。当たり前かもしれないですが、この家にはその人数が多いです。今日も・・・・1・・2・3・5人います。
「ユリナ~・・・って、ユキ!?久しぶりじゃん!まさか、本当に今日連れてくると思わなかったよ!!」
いきなり元気な声で、話しかけてきたのはアユです。
手に持っていた携帯を、投げ捨て何故か抱きついてきました。
「久しぶり・・・・」
「なんや~誰や?・・・って、ユキかいな。随分久しぶりやな」
「久しぶり・・・」
聞きなれない関西弁で、話すのはやっぱりハルキ。