気づけば笑っていました。
なんだか凄く楽しかった。
「楽しそーじゃん」
ユリナにそう言われて、少し恥ずかしくなった。
さっきまで警戒心しか無かったのに、いつの間にか打ち解けてる・・・て、感じです。
元々、そんなにノリは悪い方じゃないけれどこんなに短時間で打ち解けれたことに驚きました。
人種も違うような人だし、年齢だって違うし。
「なんや?ユキ、楽しくなかったんか?」
「え?違うよ!・・・楽しい」
だろ?と、やまが偉そうに言うからアヤとハルキに突っ込まれてたのは言うまでもないこと。
それを、笑って見ている私とユリナ。
・・・・なんだか、温かい気がしたんです。
その後は、アヤと少し話をして帰ることにしました。
「私そろそろ帰らなきゃ・・・」と言うと、ユリナは道わかんないっしょ?って言って送ってくれることになりました。
やまやアヤは、またいつでもおいで・・・と言ってくれた。
ここいるでも鍵空いてるし、誰かかんかいるからな・・・と言ったのは、ハルキ。
また、いつか行きたいな・・・と思って私は家へと向かった。