次に彼女と会ったのは、2日後でした。
その日で学校も終わりなので、友達と遊ぶ約束などもし
返ってきた成績に驚いたたり・・・
そんなこんなで、裏門に行くとまた金髪が見えました。
今日は1発でその人がユリナと分かりました。
「なにやってるの?」
また、タバコを吸っているユリナはいじっていた携帯から顔を上げ、私を見ます。
「・・・おせーよ、今日終業式なんだろ」
「・・・そうだけど、私達なんか約束していた?」
彼女と会ったのはこれで3度目。
つい、2日前に会ったばかりだけどあの日、今日約束した覚えはない。
「してる訳ないじゃん、ただ腹減ったんだよ」
「・・・はぁ」
「ハンバーグ食いに行こう」
また、なぜか彼女とこの間のファミレスに行くことになりました。
ユリナは同じハンバーグを頼み
私はお腹がすいてなかったので、オレンジジュースを飲んでいました。
「つか、あんた名前なんてゆーの?」
「・・・え?」
あ、名前まだ言ってなかったんだ。
「ユキ、佐藤ユキ」
「ふーん、そ」
ユリナは、自分で聞いたくせに興味がないように言いました。