これが、恋っていうん?!
どうしよ…私、恋しのかもしれへん!!!
「なぁ?真緒?恋ってどんな気持ちなん?」
「恋ぃ??!う~ん…ドキドキってゆうか、あの人と一緒にいたい!とか…???」
「じゃぁ、あの人と話してみたい!は?」
「それも、恋っていうんちゃう?」
-ゲホっ
食べていたパンが喉につまった。
ゲホッゲホッ…
「大丈夫?沙季!!」
「ゔっう゛ん…なんとは、平気や。」
「でも、急にどないしたん?恋の話しなんか…」
「あんな、驚かへんでな!うち…恋したかもしれへんねん!!!」
「は……???沙季、馬路で言ってん??」
「……うん…。」
「誰なん??」
「分からんねん。名前が。」
「どうゆうことなん?名前が分からんって!」
「あの、イケメン見に言ったやろ?その時に見たんよ。イケメンの友達を…」
「え?じゃぁ、あのイケメンの友達?」
「うん…」