翌朝。 


自分の悲鳴とともに起きた。 


何故かと言うと大きなネズミの死体が枕元にあったからだ。 
 

「またタイガだ!」 


まったく・・・ 


「タイガくん!ゴハンだよ!」 


いつもの様にそう叫んでもタイガは来なかった。 


また散歩かな・・・? 


本当ネコってきまぐれ。 


いつもならお腹が空くと起こしにくるくせに。 


でもお腹が空けば帰ってくるか。 


今日は特別にタイガの好きな高いマグロ缶でもあげようかな・・・。