入学して3日目にして俺はもぅ屋上でサボっていた。


「明人~」
入り口の方から聞こえてくる甘ったるい女の声。

「明人ってば!」
女は近くまできて少し怒ったような声をだす。


「なに?」


「ねぇシよ?」
上目遣いに寄せた胸。
別にブスなわけでもない。


「なんで俺?」
答えなんか聞かなくてもわかってるのに
俺はいちいち聞いてしまう…