へたりと座り込み、赤石の顔を見る。


やっぱ整った顔してるなぁ…なんて思いながら。


赤石はアタシと視線を合わすように、しゃがんだ。


ふわっといい香りが鼻をくすぐる。


「お前…気に入った。俺のものになれ」

突然の言葉だった。