「うん。あたしガンバルよ」
「ところで履歴書には特に記入がねぇけど、今までバイトの経験とかは?」
「ないよ、ドッキドキの初体験♪」
「やれやれ、なんか先が思いやられるような気がするのは俺だけか…?」
「誰だって最初は未経験の初体験でしょ? あたしの場合はたまたま今回のバイトが初体験だっただけだよ♪」
「ま、いっか。いちお、制服ってゆーか、コスチュームがあるから、それに着替えてもらうことになるけど別に問題ねぇよな?」
「コスチューム…?」
「あぁ。今から持ってくるから、ちょっと着てみる?」
「え? うん……」
あたしは王子の部屋に入れてもらうと用意してもらった黒のワンピース、ブラウス、エプロン、カチューシャ、オーバーニーソックス、そしてパニエを次々とカラダにまとった。
「これがあたし…? 昨日までのあたしと……ちがう……」
部屋に置いてあった鏡にうつったあたしの姿は、ほとんど別人みたいに見えた。
「ところで履歴書には特に記入がねぇけど、今までバイトの経験とかは?」
「ないよ、ドッキドキの初体験♪」
「やれやれ、なんか先が思いやられるような気がするのは俺だけか…?」
「誰だって最初は未経験の初体験でしょ? あたしの場合はたまたま今回のバイトが初体験だっただけだよ♪」
「ま、いっか。いちお、制服ってゆーか、コスチュームがあるから、それに着替えてもらうことになるけど別に問題ねぇよな?」
「コスチューム…?」
「あぁ。今から持ってくるから、ちょっと着てみる?」
「え? うん……」
あたしは王子の部屋に入れてもらうと用意してもらった黒のワンピース、ブラウス、エプロン、カチューシャ、オーバーニーソックス、そしてパニエを次々とカラダにまとった。
「これがあたし…? 昨日までのあたしと……ちがう……」
部屋に置いてあった鏡にうつったあたしの姿は、ほとんど別人みたいに見えた。