「う…ん～～」
もぞもぞとベッドの中で動くユウ
「今何時～～？」
布団の中から手を伸ばし、目覚まし時計を探す
コツッと手に当たった物を手に取り、布団の中に持ち込む
「…暗いから見えないし…」
布団の中が暗いので見えず、結局布団から出て時計を見る
「えっと…１５時…」
まだココの時計に慣れないユウ
ゆっくりと、今の時間を理解する
ひとまず、まだ午前中であり、ココの世界では早い時間だという事は分かった
（昨日、何時に寝たっけ？）
何時間寝たか数えようと思ったが、眠った時間が分からず断念
「あ、天気どうなってるんだろ？」
両親が言うに今日も雨らしいが、雨音は聞こえてこない
もしかして、晴れてるんじゃないかと思う
ユウはベッドから降り、カーテンを開ける
「ん？？」
ユウは一瞬何がなんだか理解出来なかった
目の前は青く、一瞬晴天かと思った
しかし、ココの空は基本青紫だ
では、この青色は一体なんなのか…
窓を開けようとしたが、窓は開かない…そして、外の風景が歪む
「ま…まさか…ココ水中ぅ！！！！？」
予想外も予想外…ユウは驚きのあまり大声を出す
窓が開かないのは、水の圧力を受けているから…
何故、窓が壊れないか…それは多分、こっちの世界の加工だからだろう
「どうしたの～？」
ユウの大声を聞いて、ルイがやって来た
まだ眠そうで、目をこすっている
「いや、どうしたの～？じゃないよ！
家が水没してるんだけど！！！！」
窓の外を指さし、事の重大性をルイに伝えようと頑張っているユウ
ルイは特に気にした様子もなく、窓に近づき窓の外を見る
「あら～、やっぱり水没したわねぇ～
今の天気はどうなのかしら～？」
そう言うと、窓をすり抜け外へ
「え？ちょ…え？…えぇぇぇぇ！！！？」
外に出たルイは、空気の大きな泡のようなものに入っており、スーッと上へ上がっていく
「ちょ、母さん！！？」
ユウは窓に顔を寄せ、必死でルイを探すが、もう見つけることは出来なかった
一人オロオロしていると
「どうしたんだい？」
「あ！父さん！！
大変だよ！母さんが窓をすり抜けて外に！！！！
あれ？どうやってすり抜けて…？
いや、今はそれは良くって…いや、良くないけど…
とにかく！母さんが外出ちゃって大変なの！！！」
混乱しているユウは、とにかく大変だとディールに言う
ユウから、だいたいの事情を聞いたディールは、特に慌てるわけでもなく、窓に近づく
もぞもぞとベッドの中で動くユウ
「今何時～～？」
布団の中から手を伸ばし、目覚まし時計を探す
コツッと手に当たった物を手に取り、布団の中に持ち込む
「…暗いから見えないし…」
布団の中が暗いので見えず、結局布団から出て時計を見る
「えっと…１５時…」
まだココの時計に慣れないユウ
ゆっくりと、今の時間を理解する
ひとまず、まだ午前中であり、ココの世界では早い時間だという事は分かった
（昨日、何時に寝たっけ？）
何時間寝たか数えようと思ったが、眠った時間が分からず断念
「あ、天気どうなってるんだろ？」
両親が言うに今日も雨らしいが、雨音は聞こえてこない
もしかして、晴れてるんじゃないかと思う
ユウはベッドから降り、カーテンを開ける
「ん？？」
ユウは一瞬何がなんだか理解出来なかった
目の前は青く、一瞬晴天かと思った
しかし、ココの空は基本青紫だ
では、この青色は一体なんなのか…
窓を開けようとしたが、窓は開かない…そして、外の風景が歪む
「ま…まさか…ココ水中ぅ！！！！？」
予想外も予想外…ユウは驚きのあまり大声を出す
窓が開かないのは、水の圧力を受けているから…
何故、窓が壊れないか…それは多分、こっちの世界の加工だからだろう
「どうしたの～？」
ユウの大声を聞いて、ルイがやって来た
まだ眠そうで、目をこすっている
「いや、どうしたの～？じゃないよ！
家が水没してるんだけど！！！！」
窓の外を指さし、事の重大性をルイに伝えようと頑張っているユウ
ルイは特に気にした様子もなく、窓に近づき窓の外を見る
「あら～、やっぱり水没したわねぇ～
今の天気はどうなのかしら～？」
そう言うと、窓をすり抜け外へ
「え？ちょ…え？…えぇぇぇぇ！！！？」
外に出たルイは、空気の大きな泡のようなものに入っており、スーッと上へ上がっていく
「ちょ、母さん！！？」
ユウは窓に顔を寄せ、必死でルイを探すが、もう見つけることは出来なかった
一人オロオロしていると
「どうしたんだい？」
「あ！父さん！！
大変だよ！母さんが窓をすり抜けて外に！！！！
あれ？どうやってすり抜けて…？
いや、今はそれは良くって…いや、良くないけど…
とにかく！母さんが外出ちゃって大変なの！！！」
混乱しているユウは、とにかく大変だとディールに言う
ユウから、だいたいの事情を聞いたディールは、特に慌てるわけでもなく、窓に近づく
