「は?だから…お前が悪いって一言もいってねーだろ。」

「…。もう、大丈夫だからかえろ??」

私は、悠から離れた。そして、とびっきりの笑顔を見せた。

悠は安心したようにというか、あきれたようにいった。

「おぅ…。帰るか!!頑固な真帆に何言っても無駄だしな!!」

「な…!!悠に、言われたくないわよ!」

「はぁ!?でも…」

急に真剣な顔になった。

「何かあったら、俺に言えよ…。」

「うん。」

―ガチャ!!-

「悠!!真帆ちゃん!!遅い!!俺らを待たせるなよ!!なぁ、柚子!」

「うん!ホントに!!礼の言うとおり。悠君!真帆!はいっ!!」

そこに、現れたのは、礼と柚子だった。そして、柚子に思い切りカバンをわたされた。

それにしても…礼と柚子すッごい、あせってない??それに、柚子…礼って呼び捨てになってるし…。

気になる中、四人で帰った。