―真帆side―

昴君っていい人だな…。最後に、悠に何か言ってたみたいだけど、何を言ったのかな??悠、顔が真っ赤だけど…??

「真帆…大丈夫かよ?目はれてるけど…。」

「えッ!?」

私は、下を向いて目をこする。そして、顔を上げようとした次の瞬間…

―ギュッ―

「ゆ…悠!?」

悠に後ろから抱きしめられた。私は、ビックリして立っているのがやっとだった。