「礼君、おはよう…。」

ん?柚子…はっ!まさかこの展開…!!

「ん?あっ、柚子ちゃんおはよう。」

ヤバイ。実は、この二人カップルなんです。それで、始まってしまう…。すっっっっごい甘い会話が…。

「柚子ちゃん、今日は一段とカワイイ。それと高等部の制服、似合ってる。」

「そっ、そんな!礼君だって…制服、似合いすぎです。そしてカッコいいです。」

私と悠が引きつった顔をして、目を合わせる。そしてアイコンタクトで、

「「(この場から…ニゲヨウ。)」」

逃げる私と悠。そんな、私たちに気づかない二人。

「あのマイペースなカップルについていけるヤツいんのかよ…。」

「たっ確かに…。でもいいなぁ…。」

「はぁ?アイツらのどこが??」

すっごい、不思議そうにみる悠。

「だって、すごくラブラブじゃん。私も、あそこまでじゃなくていいから、ラブラブになりたい。」

「んじゃ、お前誰が「「悠様ー!真帆様ー!」」」

「「うわっ!!!!」」

女の塊がはばかる。