僕の、叔母さんへのイメージはガラリと変わりました
祖母Sは大好きなままですが

きっと、次にそこを訪ねる時はよっぽどの時でしょう
だって、叔母さんに邪魔扱いされますからね

僕は帰り、母親に会いました
母親に『誰かおった??』と聞かれましたが『婆ちゃん以外おらんかった』と嘘をつきました

僕らを一生懸命育ててくれた母に、あんな言葉を伝える必要な無いのです
僕から見て、自分中心の言葉しか出てこない叔母さんの悪口など、母に伝えて母を傷つける必要な無いのです

叔母さんがいた事を言うと、どんな話をしたのか尋ねられるでしょう
今回は、先ほど書いたような話しかしていないのです
話した内容の嘘まで思いつきません
だから、爺ちゃん婆ちゃん以外、いなかったと嘘をつきました

あの言葉の数々は、僕の心に沈んだままに…
『言った言葉は消せない』
その言葉が、僕の心に浮かんでは消えていく