俺の隣に住んでいる砂奈海家の3兄妹
(夕星 歌梨 音奈)とは幼馴染。

1個下の音奈ちゃんのことは中学3年生の頃から
好き。高校の時にそれを里香(姉)や歌梨に
打ち明けた。

3月。今年は高校生活で最後の春。
俺たちは、選抜甲子園に出場を決めた。


今日は甲子園へ出発する日、

[甲子園いってきます!!
最後の日まで残ってみせる。]

里香、歌梨と一緒に音奈ちゃんにも送信をした。


俺たちは、地元を離れる前に全員で
優勝を誓った。

主将である駿が言った。

『優勝して、優勝旗を絶対に持って帰ってくる。
俺たちなら、できる!!』


エ-スを任されている俺はエ-スとして
責任を果たしたい。

そして、俺は男として誓った。

-決勝戦まで残ったら勝っても負けても
      告白する-


兵庫県について夕方に宿舎についた後、
自由時間だったから俺は駿と一緒に散歩した。


『駿、
俺、決勝に残ったら音奈ちゃんに告白する。』

駿に打ち明けてなかったことを報告した。

『俺たち、必ず決勝いくから絶対こくれよ?』


駿は駿らしくいつも通りに返してくれた。