――――――― ――――― 「いい天気~…あ。」 ベンチに座って空を見てると、私と同じくらいの年の男がリハビリをしていた。 松葉杖で頑張って歩いている。 足、骨折かな。 つらそうだなー… あたしがじっと見つめていると、その人は私の視線に気付き、驚いた顔をした。 「――え…歩美!?」