今この時
時間は着々と進んでいる
1秒1分と
刻みながら

少しずつ
ゆっくり
はやく
流れていく

この時から未来を思う

まだまだ先
無限の時間の上に
ただ佇んで
無縁にさえ感じる

だが
時が流れて
すぐ側なのだと
気づかされる

この時から過去を思う

あの時は
あんなにゆっくりしてた
忙しかった
楽しかった

あった事なのに
どこか
客観的に見てしまう

本当に
僕自身なのに
思い出を演じているのは
違う誰か…

今という時
その時から
未来・過去は
隔たりがあるように思う

心の何処かで
違う…別のものと感じる
あの時は
きっと○年後は
そう思いを巡らせ

ふと周りを見ると

小さな変化が
大きな変化を生み
僕の周りの
変化に驚く

きっと
未来の僕も
今を思い出す時には
驚くだろう

そして
過去の僕は
変化のあることなど
気づかず
ただ
その日を
ひたすら生きている