誰だろう
雨が代わりに泣いてる
なんて言った人は

ふざけてる
なんて思ったのは僕で
信じて無かったのも僕
くだらない
そう思っていた

だって
僕が悲しい時に
雨は降らないから
ココロがグチャグチャの時
泣きたいのに泣けない
そんな時も
雨が降ったことは無い

雨は雨で
代わりなんてしない
雨は雨なんだ
そう思っていた

泣きたくて仕方なかった
なのに
強がっている僕の心は
それを拒む

寂しい夜
昼とよりも寂しさを感じる
闇に包まれる
僕は1人だと実感した

悲しい
寂しい
不安
布団に包まり
小さくなる

外から雨音が響く
虚しい無音の部屋に
響くその音

雨が代わりに
泣くこもともあるらしい…