あたしはいつの間にか寝ていた。


気が付くと、真っ暗だった外は明るくなっていた。


朝になっちゃったんだ…


あたしは起き上がって伸びをした。


「ん〜」


寝すぎてクラクラする。


あたしはゆっくり立って部屋から出た。


「おっ!!空おはよ♪」


階段に立っていたお兄ちゃんが言った。


「あっ、うん…」


あたしは壁に手をついて歩いた。


「ん?どうしたの?」


お兄ちゃんが言った。


「ちょっと寝すぎたみたい」


あたしは笑いながら言った。