「おはようっ先生!」

朝日に照らされた君はまるで天使のようだ。
そして僕はまたしても可愛い天使の寝顔をに誘われ寝てしまった。

「朝か…………」

眠い目を擦りながら体を起こす。
僕は内科医をしている。
この天使は“穂野 二宮”
と言って、私が主治医を務める患者だ。

数ヶ月前、入院してきた彼女と出逢い、僕は恋をした―。

患者の君に―。

これが全てのはじまり。