「どうすればいいの…」



部屋に入り、呟く。

そして、今になって自分に対して嫌悪感が湧きあがって来た。



…何の嫌悪感かって?

勿論……皇と別れる事を出しに、私は私の幸せを優先したから…。


ううん。

私だけのことしか考えていなかった。


…今も、あの時も…。



『離れたくなかった』



このキモチは、今も変わらないよ。