「それは、彼女にしかしない
秘密なキスだからなぁ~」


じゃあなんで言ったのよ?
変な奴ww

私は持っていた缶を
テーブルに置くと
その人に手を捕まれた。

へぇっ!?何?


そのまま彼の腕の中に
引っ張られて
後ろから抱き着かれてる。


「ちょっ!!なに………
『してみる?そのキス』」

耳元で言われて
身体がゾクッとした。


「一平~!!!からかいすぎだぞww
雫チャン 硬直してんじゃん」

「ビックリしたじゃ~ん。
雫?大丈夫?」

鮎の声でハッと気付き
慌ててソコから離れた。