甘い誘惑に負けた私。


冷たい床の感覚を
忘れてしまうほど
二人でトロけ堕ちたーーー。


携帯が鳴ってる…?
目を開けると その音が
自分のものじゃないのを知る…。

一平…?

いつの間に移動したのか
覚えてない。
けど、私達はベットの中にいた。


「電話…鳴ってるよ?」

隣に寝ている一平を揺らす。

「ん~。べつにいい」



起きる気配もなく
私に絡み付いてる…。

時計を見たら1時って…。
こんな時間にかけてくるなんて
………………。

やっぱり彼女いるんじゃん。