速めに出て、駅でお兄ちゃんを待っていた


まだかなぁ。遅いよぉ!!


ジュースを買いながら、携帯をいじっていた


色んなことをいして時間をつぶしてると、10分遅れてお兄ちゃんが来た


「咲希遅くなってすまん」
「大丈夫だよ」


お兄ちゃんの車に乗り込んであたしたちは新し家へと走り出した


「今日から本当に住むんだね」
「そうだよ?ここがいいっていったの咲希だぞ?」


お兄ちゃんは笑ってあたしの頭をなでた


「そうだね。あたし嬉しいんだ。やっと暴力から解放される。もう痛い思いしなくて済むから・・・」



着い弱音を吐いてしまった。


「あっ、今の気にしないで!はなく着かないかなぁ~」


話を紛らわすためにあたしは身を乗り出して風景を見た


どんどん変わっていく風景


それを見ながらあたしはひそかにほほ笑んでいた


本当にうれしい。あの人の顔を見なくて済むから