「咲希!起きて・・・もう7時だよ」
「・・・ん?あれ莉那?あっ足下莉那の家に泊まりに来てたんだった」


へへっと笑ってあたしはしたくをし始めた


今日は、引越しの日だ


お兄ちゃんが、迎えに来てくれるんだっけ?


とか思っていたら、携帯が鳴った


“おはよう。どこの駅に行けばいいかな?”


お兄ちゃんはもう起きてるんだ


“○○駅に来てほしいです!”と返事を返しておいた


「莉那。今日はまじめな服だね」
「まじめでいないと、おろせって言われるしね」


莉那は莉那なりに、変わろうとしていた


「頑張ってね莉那。いつでもあたしの家に来ていいからね」
「ありがとう。咲希今日引越しの日だよね?」
「そうなの。8時に○○駅で待ち合わせ」


莉那の顔を見ると、すっきりしていた


気持ちが固まったのだろうか。


彼女の気持ちはあたしが絶対覚えている


「じゃ―莉那、またね。今日頑張るんだよ」