夜中、あたしは目を覚ました


喉かわいたなぁ。部屋にあるお茶に手を付けた


おいしい。ぬるいけど・・・


莉那のほうを見ると、莉那は泣いていた


苦しいだろう。誰にもわかってもらえないことが


大好きな人にさえ言えないことを心に秘めるのは・・・


莉那の頭に手をそっと載せて、なでた


一瞬びくっと肩が揺れたけど、気にせずねだした


大丈夫って思いを載せて、眠るまで頭をなで続けた


莉那が寝たあと、あたしも布団に入って眠りに入った・・・