それでも覚悟して、あたしは凪と一緒にあたしの家へ帰った


「お兄ちゃんにあってなにするの?またひどいこと言われるだけかもよ?」
「大丈夫、俺には考えがあるから」


凪が真剣な目であたしを見つめた


「なにかあったらあたしが反発するからね!」
「サンキューな」


凪が笑ってあたしの頭をなでた


その手にあたしの手を重ねて、手をつないだ


あたしたちは、一緒に家へ帰った