「咲希ちゃ―――――ん、朝ご飯できたわよ~」
「ん~?朝?」


あたし、机の上で寝ちゃってたんだ


そうだ昨日、凪とのことを思い出しながら勉強してたんだっけ


そしたら、うとうとしちゃって、眠っちゃったんだ


「ん~!」


大きく背伸びをして、下へ降りた


「咲希ちゃん、顔がお化けみたいだよ~?」


ゆうちゃんに言われて、急いで洗面所へ向かった


顔を見て、叫んでいしまった


まるで、化け物


メイク落とさないで寝たらこんなことになるのね!?


目はアイライナーとかマスカラで真っ黒になっていた


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「咲希うるせ―――ぞ!」
「ごめっごめんなさい。あたしの顔怖い・・・」


あたしの、顔を見て信武も叫んだ


「おまっお前どうしたんだよその顔!」
「メイク落とさなかったらこんな顔に・・・ははは」


そのあとちゃんと顔を洗ってご飯を食べて、学校へ向かうために靴をはいた


この時点では、あんなことになってることを知らなかった