「ん~!!眠い」


莉那と別れて帰宅したあたしは、部屋でまったりしていた


携帯をいじったり、目の前にある宿題をしたり、パソコンしたり


色んな事をしてても、暇で仕方ない


あの日から、凪とは夏祭りの日以外逢っていない


サッカーの練習が忙しいようだ


あ―――、凪に逢いたいなぁ


どうしてるかな?今、サッカーの練習してるのかな?


「・・・逢いたいよ。凪」


そ―つぶやいた時、携帯の着信がなった


急いで携帯を開くと、“凪”と表されていた


「もっもしもし!」
『ぷっ、そんな急がなくたっていいのに』
「だって!凪と早く話したかったんだもん!」
『俺も、話したかったよ。てか会いて―――――っ』


凪の“会いたい”の言葉が嬉しかった


「あたしも逢いたいよ~」
『今度どこかへ行くか?』
「いいの!?」
『あぁ、そーだな。今度の日曜日なんてどう?』
「うん!行く行く!!やったぁ、凪に逢える」


そのあと、あたしたちは待ち合わせの場所や時間を確認して電話を切った


嬉しすぎて、ベッドの上にだいぶした


ベッドの上で、ごろごろしていた