不安になったあたしは、莉那に電話をした


「もしもし莉那?」
『はいはい。どうした?』
「あのね・・・明日あたしの家に来てほしいんだけど。話聞いてもらいたいんだ」
『明日?いいよ~。てかあたしも咲希に言わなきゃいけないことあるんだぁ』
「そうなの?わかった。じゃー明日の9時に待ってるね!」
『うん!ばいばい!』


莉那明日来てくれることになったし、安心して寝れる


布団にもう一度入って、寝っころがった


妊娠したことがある莉那に聞くのが手っ取り早い


あたしの症状も分かるよね


妊娠してたらどうしよう。どうすればいいの?


とりあえず病院?


でも、こんな若いのに産婦人科なんておかしいのかな?


・・・もう、もうやめよう!


妊娠なんかしてるわけないじゃない。ただの思い込みだよね


あたしが妊娠だなんて


ありえるわけがない


その日は、安心して眠りに何てつけなかった


いっぱいの不安が募る


妊娠
レイプ


・・・そして、凪のこと


あたしの休める時間は・・・いつ来るの?