「じゃ―今度の、日曜日にでも行こう!」
「OK~」


日程を決めてどうやって行くかも決めて、自分たちの席に戻った


「お―――い、藤原?昨日先生が残ってけっていったの忘れてたろ?」


最悪なことに1限数学・・・


「・・・すみませんでした」
「今日は絶対来いよ?今日来なかったらどうなるか・・・」
「分かってる、分かってます!」


先生の目本気だった


怖かったぁぁぁぁぁぁ・・・


今日は絶対行かなきゃ


先生が離れていって教台の上に立って授業が始まった


また、うっすらと聞きながら窓の外を見ていた


またあの時みたいに、待ってたら桜庭が来てくれるかもしれない


あたしは、そのときまでずっと待ってるんだ


来てくれるっていう期待を抱きながら・・・


「じゃーこれを・・・」


先生の声がかすかに聞こえる


目線を外から黒板へかえた


すると・・・先生と目があってしまった