「・・・いつ?」
「は?」
「いつテスト受ければいいの?」
「まだ分かんねーけど、勉強しとけよ?どうぜろくに勉強も出来てね―んだろ?」


先生・・・あたりです


だって、凪でいっぱいいっぱいだったんだもん


凪のこと気になりすぎて、ベッドの上で寝っ転がってるしかできなかったんだもん


携帯に入ってる、凪専用のフォルダーの中の手紙や写真をずっと見つめていた


何度も涙を流し、そのたんびに涙を自分で拭い


高校だって行くのやめようかと思った


でも・・・凪からのメールを見たら、好きって気持ちがどうしても溢れてしまう


だから、決心して高校だって行こうって思って凪をもう一度信じようって思ったんだ


やっぱりあたしは、凪が好きなんだって


「先生、本当によろしくお願いします!」
「分かった分かった。でも、夏休みになるかもだからな!てか、夏休みになる!」
「分かった!あたし勉強頑張るから」

「お前ら――――、今から修了式だぞ――――――。最後ぐらい制服整えてけ!」


あたしとの話が終わると、先生はクラス中にそ―叫んだ


修了式


夏休み、凪といっぱい遊べるといいな


一緒に図書館へ行って、勉強したり


花火大会に行って、お家デートだっていっぱいするんだ


・・・にしても、校長話長すぎ!