「そ・・・・」


いけないものを見つけてしまった・・・


どうしようこのエロ本


どうやって戻せばいいの！？


・・・てか、桜庭はこういうことしたいのかな


「ねぇ桜庭？桜庭もこういうことしたいの？」


雑誌のエロい部分を桜庭の目の前で広げた


・・・あっちゃぁ・・・やなところ開いちゃったし


「・・・それ・・・」
「いいよ。だって桜庭だって男の子だしさ、正直でいいよ？」
「ごめん！それ洸のなんだよ・・・」


・・・洸君の


「えっ、じゃー、桜庭が買ったんじゃないの？！」
「当たり前だろ！？この前洸が家に来た時にさ、あいつもってきやがって」


洸君が来た日、持ってきて桜庭に洸君はこ―言ったんだって


”お前彼女いんのにキスの一つもしてないってどういうことだよ！なっさけねーな！これ読めよ。そしたらお前にもできんじゃねーの？”


それを聞いてあたしは、洸君には関係ないしと思ってしまった


でも、洸君もあたしたちのことを気にかけてくれてたなんて