「大丈夫だよ。今からがんばろう?」
「咲希――――っ!あたし咲希のそういうところ大好き」


莉那があたしに抱きついてきた


もー、莉那ったら


「てか、そっちのお二人さんは?」
「えっ俺ら?」


莉那が目つきを変えて、桜庭と田村君に聞きこみ調査をした


「今回の番数何番だったの?」
「あっ、それあたしも気になる!」


桜庭は何番なんだろう・・・


少しでも、近づけるように


まず最初に、桜庭が話し始めた


「俺は、今回42番だったよ?」


42番か


「それってさ、何人中?」
「201人中だっけな?」
「えっ!多くない!?」


201人もいて、42番って相当頭いいんじゃ・・・