眞子の泣き声がなくなった


「落ち着いた?」
「さきちゃ・・・っごめんね、いやだったよね・・・ありがとう・・・っ」


眞子は単純に健悟君が好きなだけ


普通に恋をしてるだけ、恋をしてる女のことなんも変わらない


「とりあえず、ここきれいにしよ?」
「大丈夫、あたし土日に変えるから。一人でできるよ。もう遅いから帰ったほうがいいんじゃない?」


眞子の優しい言葉に、あたしは素直に“うん”と返した


「じゃ―ね、眞子。明日は学校来るんだよ?」
「うん。ありがとうね咲希ちゃん」


眞子に手を振って自分の家に帰った



















「・・・え?」