「眞子!」


眞子は、ベッドの上に座ってたばこを吸っていた


あんなにおしとやかで優しかったのに、どうして煙草なんか!


眞子の手から煙草を取って灰皿に捨てた


「ねぇ眞子どうしちゃったの!?」
「なにが?あたしもともとこんなんだけど?」
「嘘でしょ!?ねぇ目を覚ましてよぉ!!」


眞子の肩を揺さぶってあたしは、眞子を元に戻させようとした


でも眞子はあたしの手をはらった


「やめてくれない?あたしに触らないで、裏切り者!!」
「眞子のことなんか裏切ってない!裏切ったのは眞子のほうでしょ!?」


眞子はふっと笑って、あたしにこ―言った


「あたしが裏切った?冗談はやめてくれない?あたし言ったよね?咲希ちゃんが味方じゃなくなったらあたしダメになるって、ちゃんと警告したよ?でも咲希ちゃんは莉那の見方でいたじゃない!!」



違う!それは誤解だよ!!


「莉那は・・・今莉那はね、大事な時期なの!!」
「知ってるよ?莉那妊娠してるんだってねぇ?」


眞子の目がすごく冷たく笑った