彼女がどこに住んでいるのか、調べようと思えば僕にはできた。

公園を通る時間は右目を通して分かるのだ。

その時間を狙って待ち伏せをし、後ろから追いかけていけば辿り着くことができるだろう。

そこまでしなくても、既にある程度の道のりは分かっている。

ストーカーのようだ。

いや、彼女の生活を全て知っていることを考えれば、ストーカーなんて言葉ではとても足りないくらいだけど。