そう言い・・七菜は、うなずいた。
(ミヨン君、早く・・意識戻ってよ。私・・ミヨン君とたくさん話したいんだから・・)
 七菜は、ミヨンの寝顔を見ながら、そう思っていた。
七菜は、ミヨンの手をつないで、眠った。
そして、翌日・・
ミヨンは、目を覚まし・・
(何だろう・・・この痛み・・それにここ、どこ?このお姉ちゃん、誰?起きた。ねたふりしょう。)
 そう思って、目をつぶった。
七菜は、目を覚まし・・
「ううん、ミヨン君・・まだ、起きてない。」
 ミヨンを見た。
寝たふりをしていたミヨンは・・
(どうして、僕の名前、知ってるの?)
 思っていた。
七菜は、時計を見て・・
「あ!着替えてこなくちゃ。」
 病室を出た。
(あ!居なくなった。)
 ミヨンは、目を開けた。
そして、数分後・・
ミヨンは、また七菜が、来たと思い、目を閉じた。
母は、ミヨンの顔を見て・・
『ミヨン、おきてないんだ。』
 そう言っていたが・・
『お・おかあさん・・』
『みよん!?あ!めがさめたんだね。』
 母は、ミヨンの声にびっくりし、
『お・おかあさん・・』
 ミヨンは、またミヨンの母を呼び・・
『ななちゃん、よばないと・・』