「これは・・」
 母は、ある物を出し、七菜は、驚いた顔し・・
「そうよ。ミヨンは、七菜ちゃんからもらった、手紙をいつも、持っていたの。それから、携帯。あとは・・」
 説明をし、また、ミヨンのカバンの中を見て・・
「あ!写真!」
「これも、いつも、持っていたの。」
 七菜は、写真を見て、びっくりし、ミヨンの母、説明をした。
ミヨンが、この12年間、七菜のことを思い続けていたことも、七菜は、ミヨンのお母さんから聞かされた。
それから、2ヵ月がすぎった。

母は、仕事の都合で、韓国に戻り、2週間前に日本に来ているのであった。
七菜は、仕事が終わっても、ミヨンのそばに行った。
それを知らない悟は、七菜が、最近会わないことに怒り、今日、会うことになった。
病院では・・
七菜と、ミヨンの母がいた。
七菜は、時計を見ていたのに気づき、ミヨンの母は・・
「七菜ちゃん、時計を見て、どうしたの?」
「今日、人と、会うんで、行っても、いいですか?」
 七菜に聞くと、七菜は、そう答えた。
「分かった。あとは、私が、見るから。」
 七菜にそう言った。
そして、七菜は、悟の所に行った。
喫茶店に着いた。
七菜がくると、悟がいた。