七菜は、ミヨンを呼んだ。
ミヨンは、黒板の前に来て、
「ハイ!まず。みんなに、配りたいものがあります。ここには、僕の家の住所と電話番号が書いてあります。七菜ちゃん、ちょっと、手伝って。」
 ミヨンは、七菜を呼んだ。
「うん!いいよ。」
 七菜は、ミヨンの所に行った。
ミヨンは、七菜に手伝ってもらい住所が書いてある紙をみんなに渡した。
手紙を配り終わり・・
「では、話をします。僕は、日本に来て、良かったと、思いました。最初は、違う国の子と仲良くできるか心配でした。僕の話す、日本語は、通じるかとか。みんなと仲良くできるかとかで、頭が、痛くなったこともありました。でも、それを無くしてくれたのは、クラスのみんな、そして、担任の中井先生でした。僕は、韓国に帰って、韓国の友達に日本にいる仲間たちは、いい人ばっかしだったと、自慢します。本当に2年間、ありがとうございます。」
 ミヨンは、今の心境と感謝の気持ちを話した。
そして・・
「ミヨン君!」
「ハイ!」
 七菜は、ミヨンの名前を呼び、ミヨンは、返事をし、
「これは、みんなから。この中には、みんなの住所と電話番号とメセージが書いてあるから。手紙を書いてね。」