戻ってきた。
「悟、ちょっと、来なさい!」
「七菜、何だよ。」
 七菜は、悟を呼んだ。
「ミヨン君に、昨日のことあやまりな。」
「分かったよ、ごめんな。」
「うん、気にしてないよ。」
 悟は、七菜に怒られて、ミヨンに謝った。
そして、帰りの会が、始まった。
「明日は、入学式で、その後、五年生の教科書を渡すからな。」
「はい。」
 中井先生は、明日のことを言い・・
「ミヨン」
「はい」
「韓国語で、教科書って、なんて、言うんだ。」
「はい、ギュョックヮソって、言います。」
「そうか、ギュックヮソか・・・。」
 中井先生は、ミヨンに韓国語を聞いた。
すると・・ 
「先生、何で自分だけ、納得してるのさ。」
「ごめん、ごめん。じゃ、みんな、気をつけて、帰るんだぞ。」
「はい。」
 中井先生は、明日のことを話し、ミヨンに韓国語聞き、それを見ていた、悟が、つっこみをした。
帰りの会は、終わった。
学校を出て、ミヨンは、一人で、歩いていると・・・
「ミヨン君」
「石原さん、どうしたの?」
「七菜で、いいよ。」
「あらためまして、七菜ちゃん、どうしたの?」
「先生から、私の家が、ミヨン君の家に近いから、