「僕の用事あるから。」
 ミヨンは、七菜に言った。
ミヨンは、走った。
「待って。」
 七菜は、走って、ミヨンに言った。
すると・・
(バタ)
七菜がこけた。
「痛い。」
「どうしたの?」
 ミヨンは、七菜のところに駆け寄った。
「走ったら、こけた。」
「走るからだよ。足・・血が出てるよ。ちょっと、待ってて、」
「うん」
 ミヨンは、ハンカチを出し、七菜の足に巻いた。
「こうしたら、大丈夫。」
「でも、ミヨン君のハンカチが、」
「うん、いいよ。歩ける。」
「分かんない。でも歩く、」
 ミヨンは、七菜に聞いた。
「僕の背中に乗って、」
「でも、私、重いよ。」
「いいよ。乗って、」
「うん。」
ミヨンは、七菜をおんぶをして、歩いていた。
「ミヨン君、ごめんね。」
「なんで、僕にあやまっるの。僕が、ちゃんと、強い男じゃないからだよ。」
「うん、ごめんね。」
「僕こそ、ごめんね。」
「うん、私が、悟と仲良くなってないから。」
「仲良くしてくれる?」
「うん。仲良くは、出来ないよ。私は、元々、悟のことが嫌いだから。」
「そうか。分かった。七菜ちゃん、ちゃんと、カットバン、貼るんだよ。」
「うん、