「分かったよ。」
 七菜は、悟に昨日のことを言った。
「悟、何組だったの?」
「うん、七菜と同じで3組だよ。」
 七菜と悟は、クラス替えの紙が貼ってある、掲示板を見ていた。
教室に着いた。
七菜と悟は、自分の席を探していた。
「あった。七菜の机、合ったか?」
「うん。合ったよ。」
「離れたな。」
「そうだね。」
 七菜と悟は、自分に席に座った。
数分後・・
悟は、七菜の席に行き、七菜と話していた。
「七菜、どんな、担任かな。」
「私は、優しい先生がいいな。」
「俺も」
 担任の先生のことを話していた。
(ガララ・・・)
「みんな座れ、今日から、5年3組の担任の中井守です。二年間、よろしくな。」
「また、中井先生か。」
「ため息ついているのは、山本悟か、悟、またよろしくな。」
「はーい」
「ははは。」
 悟と中井先生の会話にみんなが笑った。
「今日は、転校生が来たんだ。入りなさい。」
「はい」
 その生徒が、入ってきた。
「韓国から来た。イ・ミヨン君だ。みんな、仲良くな。」
「はーい」
 中井先生は、ミヨンを紹介した。
七菜と悟は、びっくりしていた。
「ミヨン、挨拶して。」
「はい、チョウム