ミヨンは、
(どうせ僕のは・・)
 そう思っていた。
七菜は、
「最後は、美空ひばりの『人に恋ふる歌』です。」
 いい、
「あ!僕のだ。」
 ミヨンは、びっくりした。
七菜は、
「リクエストをしてくれたのは、209号室のイ・ミヨンさんです。‘僕は、昔、2年間、日本にいました。この曲は、初めての日本の曲です。大好きな女の子が歌ってくれた、思い出の曲です。’と、私は、よく地元の老人ホームで、歌っていました。歌は、友達には、聞かれなくって、恥ずかしいと思っていました。でも、初めて、友達に聞いてもらいました。その子は、私にとって、初恋の人でした。ごめんなさい。なにを・・では、歌います。」
 ミヨンのリクエストを読み自分の思い出を語り、歌った。
そして、クリスマス会が終った。
ミヨンは、七菜の歌を聴き、韓国に戻る決意をしった。
そして、翌日・・
ミヨンは、父に電話をしていた。
ミヨンは、
『ああ、おとうさん』
 いい、
『ミヨン、どうした?』
『まえにいっていたはなしうけます。』
 父は、聞き、ミヨンは、答え、
『ほんとうか。』
 父は、びっくりし、
『はい。しゃちょうさんによろしくといっといてください。』